記念すべき2015年
ホームコラム


2015年10月21日(水)午後4時29分

 バック・トゥ・ザ・フューチャーの記念すべきこの年に当ホームページとして、何もしてあげられなかったのでせめてもの久々のコラムとして(5年振り!)の自分にとっての2015年とバック・トゥ・ザ・フューチャーを述べたいと思います。
 作品というよりライザー個人についてなので興味ある人だけ読んで頂ければと思います。

1997年9月20日 出会い

 この日はフジテレビのゴールデン洋画劇場で「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が放送された日。そして、翌週にはPART2が放送。史上初の2週連続放送。この日が自分とBTTFとの出会いでした。
 1985年だと生まれもしなかった自分ですが、97年当時は10歳(小学校5年生)の子供。それ以前からBTTFは兄貴たちの録画影響でPART2だけはよく見ていた記憶はあります。といっても2015年までの記憶しかなかったんですけどね。そんな作品が改めてPART1から見えるという事で、ビデオテープに録画。後にPART3が放送され、3部作すべてを鑑賞。ちなみに、当時はPART2・1・3の順に好きでした。特にPART3はマーティとドクが離ればなれになったので許せない!すら思っていました。

2001年10月1日 ホームページ開設

 そして、それから4年後にホームページ開設(当時14歳)。特にこの日に開設した意味はないです。9月から作り始めてキリが良かったので、10月1日にしただけで、中身はほぼ工事中だった気がします。あまりワクワクしすぎて、この日はすごく早起きしてネットにアップロードしたのを覚えています。

 ちょうどこの年はUSJがオープンした年。それもあって意外と当時は当時でBTTFが盛り上がっていたんです。今では考えらないほどBTTFサイトも多くあり、BBSも活発なコミュニケーションが行われていました。そのUSJは夏休みに家族で早速行ってライドを体験。しかし、それ以来訪れていません。さすがにそろそろもう1回行きたい。

 ここまでBTTFにのめり込めたのはなんだろうと振り返って考えてみました。もちろん作品の魅力もあると思うのですが、ちょうど小学校、中学校、高校と進学する度にBTTFが大好きな友達ができたのも大きいのかなと思います。その友達と話したいからもっと作品を見たり、情報を得ようと努力してたわけです。そうやってどこへ行ってもBTTF好きと出会えるってのはこの作品の人気も裏付けていますね。

2005年9月ごろ 海外研修

 さて、高校を卒業を控えると、次の進路です。
 若かりしき自分はハリウッドへ行ってBTTFみたいな作品を作りたいという漠然とした目標を考え、映像の専門学校に進学することしました。そこで海外研修としてハリウッドのユニバーサル・スタジオへ行くことができました。ザ・ライドもまだ稼働中だったので閉鎖前に乗ることができました。さらに、ハリウッドということで、トラム・ツアーも期待して乗ったのですが、肝心の時計台には見えず、遠くにリヨン団地の門が見えるだけでした。そんな良い経験もしましたが、圧倒的な英語力のなさを痛感して早々と夢を断念。もう一つの夢だったテレビ業界にシフトしていきます。

2008年2月4日 テレビ業界のADとして働き始める

 好きだったウルトラマンの仕事などのらくらりやって、次の夢に子供の頃から大好きだったとんねるずと仕事をすることを目指すことにフジテレビでADを始めます。その間にやってた「ネプリーグ」でデロリアンの問題が出た時には、映像やグッズやら情報をいっぱい提供したりしてました。

2012年10月1日 夢の仕事場へ

 5年で行けなかったら辞める気で働き始めて、その5年目に今まで言い続けたことが功を奏し「とんねるずのみなさんのおかげでした」で仕事を始めます。これも気付けば10月からスタートでした。思えば何かと10月には色々とイベントが起きてたんですね。
 とんねるず時代には「車を買う」シリーズで、デロリアンを呼ぶことになり、撮影前にいっぱい写真撮ったり、乗車したりと仕事を忘れてはしゃいでしまいました。もう少し早かったら、「お台場横断ツッコミウルトラクイズ」という企画でBTTFのパロディネタにも携われたんですけどね。

2015年10月14日

 さて、そのとんねるずも2年ちょっと番組を離れて、今度は別番組でいよいよディレクターを目指しました。普通は5〜6年でディクレターになれるもんなのですが、自分は気付けば8年目(28歳)。さすがに焦りを感じます。
 業界始めた頃は、さすがに2015年にはディレクターだと思っていたのですが。それも諦めかけた時に、転機が訪れます。担当していたディレクターさんが諸事情により抜けてしまい、棚ぼた的な感じでディレクター業務を行うことに。 その番組の放送日がちょうど1週間前の10月14日。マーティとドクじゃないけどギリギリ達成する事ができました。このタイミングでなれるなんてちょっと運命を感じてしまいます。
 そんなこんなで出会った18年、ホームページを運営して14年。最近はめっきり更新しなくなりましたが、それでもたまに思い出したように更新しています。

 さて、来る10月21日。
 予想を裏切り、USJやテレビ放送などのイベントはまったくなかったですが、それでもコンサートや30周年Blu-ray、BTTFカフェに、ハリコレ、デロリアンプロジェクトなど様々なイベントがありました。
 これを過ぎたら完全にBTTFは過去の作品になってしまう様な気がして、ちょっと寂しい思いもあります。もうこれだけ盛り上がることも一生ないでしょう。
 それでもこの作品を愛し続け、ホームページを存続させて、また18年前の自分みたいに作品に出会った人が訪れるサイトとしてなればいいと思います。掲示板の書き込みをありがとうございます。中身は全部読ませて頂いてますよ。
 次は55年ドクの年齢(35歳)を目標にがんばりますかね!