BACK TO THE FUTURE PARTII 細部考察 |
・撮り直し |
オープニングは前作のエンディングは使わずに新しく撮り直している(大きな理由はジェニファー役が変わっため)。細かく見ると異なる点は多い。隣家の壁の色が変わっている、マーティが腕時計をつけている、4×4のナンバーが変わっている、ガレージの農具が変わっている、マーティが車をたたく時の音、引き画になった時のデロリアンの止まる位置、ジェニファーの驚き方(役者が変わってるのが大きいが)、下記のシーンでドクが迷う表情をする、デロリアンの内部の配置が若干違うなど。 詳細は動画を参照。 |
・追加 |
「君らはではない、君達の子供が大変なんだ」とドクが言う際に、PART1ではすらっと言ったのに対し、PART2では迷う表情をするようになった。 |
・おひざ |
デロリアンは2人乗りのためジェニファーはマーティのひざの上に乗っている。到着の間まで耐えたマーティお疲れ様です。 |
・逆走? |
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・リラックス! |
ジェニファーを眠らせた直後にドクがマーティに向かって"Relax,
Marty(落ち着け、マーティ)"と言うが、逆にPART2ラストで55年ドクが再びマーティを見た際に、マーティが"Okay, relax, Doc(落ち着いて、ドク)"と言っている。 |
・一回左に振った方がうまく曲がれるんだよ・・・ |
ドクがヒル・バレーで降りようと出口へ向かう際にハンドルを左に切るが車は右へ曲がる。 |
・交通標識 |
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・ゴールディ家の活躍 |
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・空飛ぶデロリアンの着地NEW! |
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・ドクの若返り |
製作サイドとしてドクに若返りクリニックをさせた理由は、まずPART2・3では85年ドクが中心になるので老けメイクを簡略化にするため。そしてなによりPART3でクララと結婚して子供ができるようにさせるため。 そのドクがマーティにネタバラシとして変装用のシートを剥がすシーンではドク役のクリストファー・ロイドが一発OKできるかとても不安だった。もしミスれば再び長時間かけてシートを貼付けることになるからだ(結果は一発OK)。 |
・国の進化 |
PART1でマーティから「30年経っても天気予報なんか当たらない」と酷評された気象庁だが、未来では天候の変化を秒単位で正確に予測できるようになった。逆に「郵政省は相変わらずだ」とドクはこぼす。これはアメリカの郵便は配達間違いをよく起こすらしいので、そのトラブルが未来でもまだ起きていることを示唆している。 |
・自動靴ひもとフューチャー・ジャケットNEW! |
![]() ![]() 誰もが憧れた自動靴ひも機能付きのAir MAGと自動サイズ調整と自動乾燥を備え付けたフューチャー・ジャケット。その撮影方法は大勢なスタッフを使った単純なもので、自動靴ひもは6本のひもが靴底を通り抜けてさらに地面の下まで通っており、マーティが靴を履いた瞬間に地面の下から出ているひもを特撮スタッフが引っ張った。 フューチャー・ジャケットに関しては40本ものケーブルがジャケットの裏からマーティのジーンズを足元まで通っていた。ドクがスイッチを押した瞬間に寝そべってスタンバイしていた6人の専門家が一気にケーブルを引っ張っていた。 |
・ドクもファッションには疎い |
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・2015年にはDVDが消えてる? |
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・物価の上昇 |
ドクがペプシ・パーフェクトを購入するために50ドルをマーティに渡すが、ペプシパーフェクトは45ドルもする(小説版より)。コーラ1つが5000円になるぐらいこの世界の物価は上昇している。 |
・ゴールディJrの選挙ポスター |
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・ひかれる |
全シリーズ共通ネタ。新しい時代へ行くと必ず何かにひかれそうになるマーティ。今回は2015年で未来の車をマーティJrみたいにくるくるとかわす。 |
・未来のテキサコNEW! |
PART1で1955年のガソリンスタンドに従業員が大勢いることに驚いたマーティ。2015年では無人で全自動になっていることに驚く。 |
・未来の映画館 |
![]() 初期の脚本では『ジョーズ19』ではなく『ゴジラ2015』と書かれていた。偶然にも2014年にハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』が公開された。 |
・あの集団の正体 |
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・謎の女性物語 |
![]() ![]() 続いてハレ・クリシュナ教団が横断する手前にいる金髪の女性。こちらの女性、この後カフェ80'sに入り、ウエイターのマイケル・ジャクソンの話を聞き、さらにマーティJrに話しかけられたりと妙に目立つ存在。さらにその後もホバーボードチェイスからグリフ逮捕までずっと見切れているので個人的にはすごい気になってしまいます。果たしてこの女性に何か設定などがあったのでしょうか? |
・アンティークショップ |
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・カフェ80's |
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・あんたにペプシは早い |
![]() ![]() PART1で1955年のペプシ・コーラを開けられなかったマーティだが、2015年でもペプシ・パーフェクトの開け方が分からなかった。 |
・マクフライ家とタネン家 |
全シリーズの共通ネタ。新しい時代に行って、店に入ると必ずタネン家と出会うマーティ。今回は『カフェ80's』で老ビフと孫のグリフに出会う。 |
・合成ミスNEW! |
![]() トーマス・F・ウィルソン演じるグリフと老ビフが同じ画面に映ることが画期的だった。だが、ここではグリフが最初に右のガラス越しに現れてから、左のドアを開けて登場するという非常に高度な撮影だったために起こったミスだと思われる(合成の基準となるラインも通常は1つだが、ここでは2つあると考えられる)。 |
・次回予告その1 |
任天堂のゲーム『ワイルド・ガンマン』の実力を得意げに見せたマーティだが、これはPART3の銃の実演販売での実力を予告している。 |
・デビュー作 |
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・仕方ない |
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・本当の流行りはこれ? |
・孫も一緒 |
PART1の喫茶店でマーティとビフと対峙した際にビフが大きくなったが、孫のグリフも同じく大きく(身長伸ばし機?)なる。 |
・得意技 |
同じくPART1の上記の場面でマーティは「あれ見て!」でよそ見させることに成功して以来、それが気に入ったのか窮地の場面で必ず使っている。特にPART2では2015年でグリフに(効かなかったが)、85年Aで大富豪のビフに、1955年ではビフの手下にとよく使っている。 グリフだけ失敗した理由は、彼の左腕につけている装置に危機回避能力があるらしく自動的に反応してくれたかららしい。 |
・追いかっけこ |
全シリーズ共通ネタ。宿敵タネン家との追いかっけこ。今回はホバーボードに乗ったマーティがピットブルに乗ったグリフとホバーボードに乗ったグリフの手下と対決。結果はマーティの辛勝。 |
・違法 |
マーティとグリフの手下がホバーボードチェイスしている時に、降りてきた車は「着陸禁止」と道路に書いてある場所に着陸しているので実は違反。 |
・ブレードランナーの・・・ |
![]() ![]() 今まで逃げてきましたが映画『ブレードランナー』のスピナーが登場しているシーンが『ブレードランナー究極読本』のおかげで判明したので紹介。まずホバーボードチェイスのシーンでジープが着陸してくる道に黒いスピナーが停まっている(画像ではマーティの奥にある車)。この黒いスピナーはずっと停まったままなのでその他のシーンでも見切れている。またヒルデイルのシーンでも家に駐車されている緑と黄色のスピナーが確認できる(画像左上)。 |
・ヒルバレージュエリー? |
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・予想外の事故 |
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・あれ君たちも来ていたの? |
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・やっぱり無理か |
フューチャー・ジャケットが自動乾燥する場面ですが、実はマーティの髪の毛は水中から上がった頃より大分乾いている。 |
・まだやるの? |
![]() また未来のファッションであるネクタイ2本も初登場だったりする。 |
・ワールドシリーズとカブスについて |
現実の2015年でメジャーリーグ球団「シカゴ・カブス」はプレーオフ進出を果たして話題となった。BTTFの2015年では、そのカブスが1945年以来のワールドシリーズ優勝を果たしている。どうせ未来を描くならとんでもないことをしようという製作陣のお遊び(2016年には1年遅れて本当にカブスがワールドシリーズを優勝している)。対戦相手の「マイアミ」も1989年当時には球団が無かったお遊びだがこちらも現実世界で後に誕生している。 そんな出来事に驚いていたマーティに対して、テリーの「昔に戻れたら」という発言はスポーツ年鑑を購入への大きな動機となった。ちなみに、PART1の段階でまだタイムトラベルの危険性を知らなかったドクが「25年分のワールドシリーズの勝敗を見てくる」と言ってたりする。マーティの年鑑購入にはドクも少しは関係しているのかもしれない。 |
・めちゃくちゃ |
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・次回予告その2 |
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・強盗が阻止されただけじゃなく・・・ |
マーティJrは目覚めたときにグリフがいなかったため「俺はグリフにはっきりノーといったんだ。それでビビって逃げたんだな。明日からはあのガキ大将にへこへこしなくていいぞ」と胸に秘めておりマーティJrの未来への変化の暗示していた(小説版より)。 |
・写真 |
全シリーズ共通ネタ。未来が変わっているかの重要な手がかりになる写真や新聞。今回はマーティJrの強盗事件の記事が、グリフ逮捕に変わる。 |
・2015年の新聞記事NEW! |
![]() さらに、他の記事を見てみると左の見出しには「飛行する車から投げ捨てられたゴミに当たって男性死亡(上から2つ目)」や「投手、サイボーグの腕を使用し使用停止(上から9つ目)」と2015年ならではのユーモアな見出しが並べられている。特に上の赤丸は「大統領曰く、彼女はレポーターによる同じ質問に飽き飽き」と書かれており、大統領の代名詞がSHE'Sとなっているのでこの時代の大統領が女性ということがわかる。まさしく2016年の大統領選挙ではトランプの対抗馬がヒラリー・クリントンだったので彼女が当選すれば現実のものとなっていた(トランプが選ばれても1985年Aビフのモデルなのでどちらでもよかったのだが)。 その下には"QUEEN DIANA"とありダイアナ妃が女王となっているのがわかる。だが現実では1997年にパパラッチの追跡から起こった交通事故で亡くなっている。ダイアナ妃は1985年秋にイギリスで行われたPART1のロイヤル・プレミアに出席して映画を観賞しており、そのつながりから見出しに載ったと思われる。完全に余談だがこのロイヤル・プレミアでダイアナ妃の横に座る栄誉を得たのは主役のマイケル・J・フォックス。「実質デートじゃないか」と興奮していたマイケルだったが、映画が始まると猛烈にトイレへ行きたくなるピンチに見舞われる。観賞中のダイアナ妃の前で席を立つわけにもいかず2時間じっと耐え抜いたという。 |
・ベトナムNEW! |
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・熱弁のあと |
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・マクフライ家の口癖なのか?NEW! |
気絶したマーティが目覚めるたびに言う口癖"Mom? Mom, is that you?(ママ?ママなの?)"だが、マーティの娘マーリーンもジェニファーの声を聞いて出てきた時に同じ言葉を言っている。家族みんな同じ口癖なのか? |
・ヒル・バレー高校の制服がこんなとこにも! |
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・ヒルデイルは犯罪都市 |
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・逆さまだから・・・ |
![]() ![]() 未来のマーティ家で、ジェニファーが簡易結婚場での結婚写真を落としてしまうが、その後ジョージが拾って元に戻している。しかし、ジョージが逆さ吊りのために写真が逆さまに置かれている。 また、このシーンでジョージは"You're right. Well, You're right."と言っているが、実はPART1の前半で、会社の上司のビフに情けない姿を見せたジョージがマーティに向かって"You're right. You're right.(その通り。お前の言う通りだよ)"と同じことを言ってる(画像のシーン)。歴史が変わっても、また30年経っても口癖が変わっていない。 |
・次回予告その3 |
未来のマーティの家で話題になったマーティが起こしたロールス・ロイス事故。どういう経緯で事故になったかは次回作に持ち込まれる。 |
・そんなCMあり?NEW! |
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・瞬間解凍ピザ |
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・シンプルなのが好みNEW! |
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・ニードルス |
今作から登場するマーティの悪友ニードルス。彼を演じているのは『レッド・ホッド・チリ・ペッパーズ』のベーシスト、フリー。ゼメキスは「彼がニードルスなのはイカしてるよね」と語っている。 |
・富士通 |
![]() ちなみに、フジツウの年齢を見ると42歳。47歳のマーティの落ちぶれぶりをこんなところでも表現。 |
・手を骨折 |
クビにされた後のマーティがギターで弾いた曲は『パワー・オブ・ラブ』の前奏部分。手を骨折したせいであまりうまくない。 |
・ドクから譲り受けた? |
![]() ![]() 未来のマーティの家の書斎にカジキマグロのはく製が置かれている(画像左上)。実はこれPART1の55年ドクの実験室にも置かれていた(マーティがビフを肥やし突っ込ませて帰ってきた後に確認可能)。ドクの遺品として譲り受けた? |
・まぬけ |
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・次回予告その4 |
ドクの「西部の時代に行けないのが残念だ」「今度はもうひとつの宇宙の神秘を研究しようと思う…それは女性だ」はPART3の舞台・西部とクララとの出会いを暗示している。 |
・証拠NEW! |
![]() BTTF公式サイトのよくある質問には「老ビフはビフに年鑑を渡してから夜まで何してたの?」という問いがありゼメキスとゲイルは以下のように答えている。「この余分な時間は単に製作上の都合によるものだ。ドクたちが未来を去るシーンを撮影したときに老ビフがビフに年鑑を渡すのが昼か夜どちらか決まっていなかった。そのため時間的に余裕を持たせて夜のシーンでもカバーできるようにしたんだ。では老ビフはこの空いた時間をどうしていたかについては2つの可能性がある。1)未来に戻る前に少し懐かしい観光をしていた。2)デロリアンが警察に見つかって彼が撃たれる可能性があったので暗くなるのを待って出発した」 |
・気づく人は気づきやすい |
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・唯一の2作同時撮影 |
![]() ![]() 1985年Aのジェニファー宅前のシーンだが、実はその日にPART3の1885年から帰ってきたマーティがジェニファーを起こすシーンを撮影したそう。PART2と3は別々に撮影しましたが、このシーンのみ唯一2作同時撮影を行った。 |
・送る |
![]() ![]() ドクとアインシュタインが乗ったデロリアンが、マーティを家まで送るシーンは方向も含めて、PART1のマーティが1985年に帰って来たシーンと同じ。今回は雰囲気が全然違うけど。 |
・マイケル・ジャクソン |
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・やはり年代の確認にはこれがピッタリ |
![]() ![]() PART1で1955年に来た直後にどの時代にいるか確かめるため新聞を読んだマーティだが、PART2でも1985年にいることを確認するために新聞の日付をチェックする。 |
・地獄のバレー? |
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・ひかれる |
全シリーズ共通ネタ。新しい時代へ行くと必ず何かにひかれそうになるマーティ。今回は1985年Aで何台ものバイクにひかれそうになる。 |
・喫煙可 |
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・次回予告その5 |
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・うなされる |
全シリーズの共通ネタ。寝込んだマーティが話し掛けてくる人を母親だと思い話すが、毎回飛び起きることになる。今回はグラマーなママで27階にいることを知り起きる。 |
・3Dは・・・ |
![]() ちなみに、画像のシーンではカットごとに3Dの立ち位置が変わっているので大変なことになっている。 |
・想像以上に仲良し |
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・ドクの黒板NEW! |
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・ヒル・バレーだけじゃない |
![]() アメリカ大統領で唯一途中で辞任したニクソンが憲法で決められている大統領の任期の2期を超えて就任中に加え、大規模な反戦運動によって1975年に撤退したはずのベトナム戦争がまだ継続されているという最悪の世界なのである。 |
・次回予告その6 |
入浴中のビフが見てた映画はクリント・イーストウッド主演『荒野の用心棒』。ここで使われた防弾チョッキネタはPART3でマーティがやることになる。皮肉な事にビフが先祖ビュフォード逮捕の手伝いをしている。 |
・マッチ(ビフの部下じゃない) |
『ビフの極楽パラダイス』の宣伝用マッチは、元の1985年でのビフの自動車工場宣伝用マッチと同じである。そこを印象づけるためにPART2冒頭でビフがマーティに工場の新しいマッチを見せに行くシーンが追加された。 |
・次回予告その7NEW! |
拳銃を突きつけられたマーティは見事なフリスビー投げでピンチを切り抜けるが、PART3でもその腕前を発揮しフリスビー投げでドクのピンチを救う。 |
・スタジオで撮ってたの!? |
極楽パラダイス屋上のシーンはユニバーサルのスタジオ内で撮影された。通称『ステージ12』と呼ばれるところで、ユニバーサルのスタジオでは最大の大きさ。デロリアンをクレーンで吊って撮影を行ったというから、いかに巨大なのかがわかる。 ちなみにPART2・3ではステージ12で多くの撮影が行われ、ここ以外にドクとマーティが55年リヨン団地前での会話シーン、PART3のデロリアンの発掘するシーンなど、まさかと思われる場所がセットで撮影されている。最もスタジオ12を広く使用したセットは極楽パラダイス27階のビフ居住スペースとのこと。 |
・だからスタッフは反射を嫌がるのだNEW! |
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・綺麗なドレスです |
1955年で洋服屋から出てきたロレインが手に入れたドレスはもちろんマーティとの『魅惑の深海パーティー』で着ていくためのもの。こちらの衣裳はPART1撮影当時に3着あったが、PART2撮影時にスタジオが持っていた2着はなくなっており、奇跡的にロレイン役のリー・トンプソンが自前で保存していた1着を使用している。 |
・この細かさは異常 |
![]() ![]() 1955年でビフとロレインの後ろに"ZALE'S jewelry(ザイルズ・ジュエリー?)"という店が登場する。こちらは30年後の1985年でも営業中らしくPART1冒頭のマーティとジェニファーが座ったベンチに広告があり('は外れているが)、お店が「ツイン・パインズ・モール」に移転したことがわかる。 |
・ここの合成は本当に素晴らしいNEW! |
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・急いで来たのでしょう |
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・30年経っても口癖は変わらない |
上のビフの家に訪れるシーンのラストにドクはこう言います。「Damm! Where is that kid?(あの子はどこ行ったんだ!)」。実はPART1でも55年ドクが時計台の落雷前になかなか帰ってこないマーティに対しても同じことを言っている。30年振りにあのイライラを思い出したのかな? |
・パパはマンボがお好き |
ビフが『魅惑の深海パーティー』へ向かう際にラジオから流れている曲はペリー・コモが歌う『パパはマンボがお好き(Papa Loves Mambo)』。実はPART1でマーティが1955年に訪れた時にも流れる予定だったが『ミスター・サンドマン』が選ばれたために不採用となった。惜しくも選ばれることがなかったこの曲も続編が再び1955年を舞台になったことで晴れて流されることになったのである。 |
・たまにはイタズラもするNEW! |
![]() 個人的にこのくだりが大好きで、イタズラしておいて結果を気にしない3Dとやられて一切に怒ったそぶりを見せないビフの信頼関係がとっても素敵。 |
・スポーツ年鑑の裏話 |
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・オー・ララ |
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・やっぱり裏で・・・ |
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・オー・ララの裏話NEW! |
![]() ちなみに、"Oh LàLà"は「サプライズ」、「褒め言葉」、「喜び」など色んな意味を持つフランス語のフレーズらしい。日本語の「あららー」と似たような感じか? |
・なければ作ればいいNEW! |
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・人工呼吸 |
1955年に人工呼吸(心肺蘇生法:英語ではCPR)はない。 |
・バケツ |
![]() ![]() ドクがリヨン団地の看板裏で燃料補給に使っていたバケツは、後にマーティがスポーツ年鑑を燃やすときにも使ったのと同じ。 |
・ちがう |
マーティが弾く「ジョニー・B・グッド」は前作と微妙に異なっている。またPART2のマーティが体育館に入ったときにジョージとロレインがキスをしているが、PART1の同じ場面ではキスをしていない。マーティとドクが再び1955年に来た時点で歴史がまた変わったということか。 |
・舞台袖 |
PART2マーティが舞台袖のはしごを登った後に、PART1にあったようにマーヴィン・ベリーが従兄弟のチャック・ベリーに電話をかけようとする。 ちなみに実際の体育館のロケ地にはキャットウォークがなかったのでPART2マーティが舞台上を渡っているシーンは全てセット。 |
・こりゃ不良だ |
ビフがダンス・パーティーを出ての帰り道。車を運転しながらスポーツ年鑑を見たりしているので、飲酒運転&よそ見運転&片手運転の違反ラッシュ。昔から運転マナーが悪いんだから。とはいえ心の中はジョージのせいで相当憂鬱だったでしょう。 |
・見えてる |
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・これはスケボー? |
![]() 個人的にはこのカットが車輪付きのスケボーで撮っていたかどうかも非常に気になります。 |
・肥やし |
全シリーズ共通ネタ。必ずタネン家は肥やしに突っ込む。今回はスポーツ年鑑を取り返すためにマーティを追うビフだが結局かわされて肥料トラックに突っ込む。わずか数日で2回も肥料はかわいそう。 |
・写真 |
全シリーズ共通ネタ。未来が変わっているかの重要な手がかりになる写真や新聞。今回はスポーツ年鑑を燃やした事で、新聞記事のジョージ死亡が受賞に、ドクも精神病院でなく受賞する記事に変わる(ちなみにドクが何の研究で受賞したか明らかになっていない)。 |
・ドクはタイムスリップしなかった? |
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・炎の跡 |
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・ドクは生きている!NEW! |
![]() ![]() PART1でテロリストに殺されたと思い落ち込むマーティ。だが、ドクが助かってるのを見て「生きてんの?(You're alive!)」と驚く。PART2でもデロリアンと共にドクが消えたと思うマーティ。だがウエスタン・ユニオンから渡された手紙を読んで彼はこう叫ぶ!「生きてるんだよ!("He's alive!")」。 この時どちらも時を超えて情報を知らせるために手紙が使われている。PART1でマーティがドクに未来で殺される事を伝え、PART2では逆にドクがマーティに過去で生きている事を伝えた。 |
・撮り直し |
PART1のデロリアンがタイムスリップ後ドクが炎の間の歩くシーンからは撮り直し。そしてPART2の最初の撮影でもある。このシーンで2人の掛け合いは4年のブランクをまったく感じさせなかったという。個人的には4年ぶりのクランク・インがこのラストシーンだなんて実にいい撮り順だなぁと感心してまいました。 |
・次回作にて完結 |
ラストは"TO BE CONTINUED(次回作へ続く)"ならぬ、"TO BE CONCLUDED(次回作にて完結)"という文字が出てPART2は幕を閉じる。 |
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