BACK TO THE FUTURE PARTII 細部考察
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物語の重要すぎる伏線については省略しています(例:スポーツ年鑑など)。

・撮り直し
 オープニングは前作のエンディングは使わずに新しく撮り直している(大きな理由はジェニファー役が変わっため)。細かく見ると異なる点は多く、隣家の壁の色が変わっている、マーティが腕時計をつけている、4×4のナンバーが変わっている、ガレージの農具が変わっている、マーティが車をたたく時の音、引き画になった時のデロリアンの止まる位置、ジェニファーの驚き方(役者が変わってるのが大きいが)、下記のシーンでドクが迷う表情をする、デロリアンの内部の配置が若干違うなど。
 詳細は動画を参照。

・追加
 「僕らの未来に何が起こるの?」と聞くマーティに「君らはではい、君達の子供が大変なんだ」というドクのセリフはPART1ではすらっと言うが、PART2では迷う表情をする。

・おひざ
 デロリアンは二人乗りのためジェニファーはマーティのひざの上に乗っている。到着の間まで耐えたマーティお疲れ様です。

・逆走?
 マーティがジェニファーに、デロリアンがタイムマシンと説明した直後のスカイウェイのカットで、明らかに逆走してデロリアンに向かってくる車がいる。一応、車線があるのではないのか…。

・リラックス!
 ジェニファーを眠らせた直後にドクがマーティに向かって"Relax, Marty(落ち着け、マーティ)"と言うが、逆に、PART2ラストで55年ドクが再びマーティを見た際に、マーティが"Okay, relax,Doc(落ち着いて、ドク)"と言っている。

・一回左に振った方がうまく曲がれるんだよ・・・
 ドクがヒル・バレーで降りようと出口へ向かう際に、ハンドルを左に切りますが車は右へ曲がる。

・交通標識
 デロリアンが出口へ降りる直前、スカイウェイにあった交通標識を見ると、行き先がフェニックス、ボストン、ロンドンと書いてある。

・ゴールディ家の活躍
 1985年で見事市長になっていたゴールディ・ウィルソンですが、2015年でも息子ゴールディ・ウィルソンJrが市長になっている(空に浮いてる看板に注目)。そして、孫の三世は空飛ぶ車の改造を販売している。

・ドクの若返り
 ドクが若返りクリニックを行った製作サイドとしての理由は、まずPART2・3では85年ドクが中心になるので老けメイクを簡略化にするため。そして、なによりPART3でクララと結婚して子供ができるようにさせるため。
 ちなみに、ドクがマーティにネタバラシとして変装用のシートを剥がすが、ドク役のクリストファー・ロイドはこれが一発OKできるかとても不安だった。もし、ミスれば再び長時間かけてシートを貼付けることになったため(結果は一発OK)。

・国の進化
 PART1でマーティから「30年経っても天気予報なんか当たらない」と酷評された気象庁だが、未来では天候の変化を秒単位で正確に予測できるようになった。逆に「郵政省は相変わらずだ」とドクはこぼす。これはアメリカの郵便は配達間違いをよく起こすらしいのだが、そのトラブルが未来でもまだ起きていることを示唆している。

・ドクもファッションには疎い
 「ズボンのポケットを外に垂らすのが若いもんの流行り」とドクは言っているが、マーティJrを見るとジーンズそのものを裏返して履いているのでドクの勘違いである。しかも、他の未来の人々はジーンズを履いていないため正確に検証はできていないがマーティJrしかやってない?

・2015年にはDVDが消えてる?
 ドクとマーティがジェニファーを寝かせるためにゴミの束を動かすが、その中にLD(レーザーディスク)がある。ゼメキスらが将来は新しい映像ソフトができているだろうと予想したためのお遊び。現実は既にLDからDVD、さらにはブルーレイへと移行としている。

・物価の上昇
 ドクがペプシ・パーフェクトを購入するために50ドルをマーティに渡すが、ペプシパーフェクトは45ドルもする(小説版より)。コーラ1つが500円になるぐらいこの世界の物価は上昇している。

・ゴールディJrの選挙ポスター
 空に浮かぶヒル・バレーの看板で市長がゴールディJrだとわかったが、マーティが時計台の広場に行く途中の両側の壁にゴールディJrの選挙ポスターがあるのも見える。

・ひかれる
 全シリーズ共通ネタ。新しい時代へ行くと必ず何かにひかれそうになるマーティ。今回は2015年で未来の車をマーティJrみたいにくるくるとかわす。

・スピルバーグ
 パロディネタとしてスピルバーグの息子(マックス)が『ジョーズ19』を作っている。いくらなんでも作りすぎ。

・あの集団の正体
 ゴールディ・ウィルソン三世が空飛ぶ自動車の宣伝をしている最中に、手をあげて楽しそうに道路を横断する集団がいるが、あれはハレ・クリシュナ教団の人達。教団についてはWikipediaを参照。

・謎の女性物語

 続いてハレ・クリシュナ教団が横断する手前にいる金髪の女性。こちらの女性、この後カフェ80'sに入り、ウエイターのマイケル・ジャクソンの話を聞き、さらにマーティJrに話しかけられたりと妙に目立つ存在。さらにその後もホバーボードチェイスからグリフ逮捕までずっと見切れているので個人的にはすごい気になってします。果たしてこの女性に何か設定などがあったのでしょうか?

・アンティークショップ
 スポーツ年鑑が置いてあったアンティークショップ『過去への突風(Blast from the Past)』では、PART1でマーティが着ていたGジャンやビデオカメラ、クリストファー・ロイドが出演していた『ロジャーラビット』のぬいぐるみ、『ジョーズ2』のパンフレットなどがある。

・カフェ80's
 『カフェ80's』は80年代を再現したということで、その時代の人物、レーガン、ホメイニやマイケル・ジャクソンがモニター型ウエイターになっている。店中央にある多数のテレビには80年代ドラマや音楽(『ファミリー・タイズ』や『ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース』など)が流れ、お店の両端には80年代ゲームとして『ワイルド・ガンマン』と『パックマン』が置かれている。流れている曲はマイケル・ジャクソンの『BEET IT』。そして、もう一つ大きな特徴は日本の箸を使って食べていること。

・あんたにペプシは早い

 PART1で1955年のペプシ・コーラを開けることが出来なかったマーティだが、2015年でもペプシ・パーフェクトの開け方が分からなかった。

・マクフライ家とタネン家
 全シリーズの共通ネタ。新しい時代に行って、店に入ると必ずタネン家と出会うマーティ。今回は『カフェ80's』で老ビフと孫のグリフに出会う。

・次回予告その1
 任天堂のゲーム『ワイルド・ガンマン』での実力を得意げに見せたマーティだが、これはPART3の銃の実演販売での実力を予告している。

・デビュー作
 その『ワイルド・ガンマン』を見て、あきれる手前の子供は『ロード・オブ・ザ・リング』などで有名なイライジャ・ウッド。これが映画デビュー作。

・仕方ない
 外でグリフの車をワックス掛けしてる老ビフは明らかにトーマス・F・ウィルソンではない役者が演じている(グリフと一緒に映るため)。また、マーティJrが窓から店内を覗いた後に走っているが、マーティの後ろを過ぎると歩いてる。

・本当の流行りはこれ?NEW!
 ポケットを外に出すことは流行りではないと書きましたが、実はマーティJrが着ている「±」のTシャツ。マーティJrの他にカフェ80'sで最低3人は着ているのを見つけたのでこちらは本当は流行っているのかも?画像のエアロビ男性や先ほどワイルド・ガンマンの少年も着ています。

・孫も一緒
 PART1の喫茶店でマーティとビフと対峙した際にビフが大きくなったが、孫のグリフも同じく大きく(身長伸ばし機?)なる。

・得意技
 同じくPART1の上記の場面でマーティはビフに「あれ見て!」とよそ見させることに成功したが、それを気に入ったのか窮地の場面で必ず使っている。2015年でグリフに(効かなかったが)、85年Aで大富豪のビフに、1955年ではビフの手下にとよく使っている。

・追いかっけこ
 全シリーズ共通ネタ。宿敵タネン家との追いかっけこ。今回はホバーボードに乗ったマーティがピットブルに乗ったグリフとホバーボードに乗ったグリフの手下と対決。結果はマーティの辛勝。

・違法
 マーティとグリフの手下がホバーボードチェイスしてる時に、降りてきた車は「着陸禁止」と道路に書いてある場所に着陸しているので実は違反。

・ブレードランナーの・・・

 今まで逃げてきましたが映画『ブレードランナー』のスピナーが登場しているシーンが『ブレードランナー究極読本』のおかげで判明したので紹介。まずホバーボードチェイスのシーンでジープが着陸してくる道に黒いスピナーが停まっている(画像ではマーティの奥にある車)。この黒いスピナーはずっと停まったままなのでその他のシーンでも見切れている。またヒルデイルのシーンでも家に駐車されている緑と黄色のスピナーが確認できる(画像左上)。

・ヒルバレージュエリー?
 2015年のヒル・バレーにはちょくちょく日本語を見かける(これは当時日本がバブル経済で世界規模の裕福だったので、そのまま30年後も影響力が強くなっていると思われたため)。こちらの画像の左の奥のお店にはデカデカとカタカナで「ヒルバレー ジュエリー」と書かれている(バの字がちょっと違う気もするが)。

・予想外の事故
 グリフたちが時計台に突っ込む時に女の手下スパイクが柱に思い切りぶつかっているが、あれでスパイクのスタント役の方は約2週間も入院する大ケガを負った。リハーサルまで完璧だったのですが、本番で予想外の動きあったとのこと。

・あれ君たちも来ていたの?
 マーティが地下道から出てきた直後に、左側の人々を見ると、『ザ・ライド』の『フューチャーテクノロジー研究所』の職員らしき人々が映っている(実際はちょっと色が違うけど)。彼らも未来の世界に遊びにきてたのかな?

・やっぱり無理か
 フューチャージャケットが自動乾燥する場面ですが、実はマーティの髪の毛は水中から上がった頃より大分乾いている。

・まだやるの?
 PART1で歴史保存協会が時計台の寄付集めをしていたが、未来の2015年でもまだやっている。ちなみに、募金集めをしていた彼の名はテリー。この後、1955年では自動車修理工場に働いていて、ビフの車を直している。
 また未来のファッションであるネクタイ2本も初登場だったりする。

・ワールドシリーズとカブスについて
 現実の2015年でメジャーリーグ球団「シカゴ・カブス」はプレーオフ進出を果たして話題となった。BTTFの2015年では、そのカブスが1945年以来のワールドシリーズ優勝を果たしている。どうせ未来を描くならとんでもないことをしようという製作陣のお遊び(2016年には1年遅れて本当にカブスがワールドシリーズを優勝している)。ちなみに、対戦相手は「マイアミ」も1989年当時は球団が無かったお遊びだが、現実世界でも後に誕生している。
 そんな出来事に驚いていたマーティに対して、テリーの「昔に戻れたら」という発言はスポーツ年鑑を購入への大きな動機となった。ちなみに、その前にPART1の段階でまだタイムトラベルの危険性を知らなかったドクは「25年分のワールドシリーズの勝敗を見てくる」と言ってたりする。マーティの年鑑購入にはドクも少しは関係しているのかもしれない。

・めちゃくちゃ
 地下からマーティが出てきてから空模様が凄いことになっている。地下から出てきた時は日中、次にテリーと話している時には夕方みたいになっていいる(時計台の夕日に注目)。しかし、スポーツ年鑑を買った後は元に戻っている・・・。

・次回予告その2
 マーティが騒動を起こしている間にドクは着替えていたが、その服の模様がサボテンと機関車のデザインでPART3の西部劇を予告している。

・強盗が阻止されただけじゃなく・・・
 マーティJrは目覚めたときにグリフがいなかったため「俺はグリフにはっきりノーといったんだ。それでビビって逃げたんだな。明日からはあのガキ大将にへこへこしなくていいぞ」と胸に秘めており、マーティJrの未来への変化の暗示していた(小説版より)。

・写真
 全シリーズ共通ネタ。未来が変わっているかの重要な手がかりになる写真や新聞。今回はマーティJrの強盗事件の記事が、グリフ逮捕に変わる。

・熱弁のあと
 ジェニファーが警察に調べられている場面でのドクとマーティの会話だが、ドクがあまりに熱弁するのでその風圧でマーティの前髪が一瞬が上がる。それも何度も。ドクの熱弁ぶりがわかります。

・ヒル・バレー高校の制服がこんなとこにも!NEW!
 PART1の細部考察でも紹介した1955年でヒル・バレー高校のジャケットだが、この2015年のマーティの家でもジェニファーの後ろにそのジャケットらしきものが掛かっている。1985年でもちゃんとあったんだね(深読みすれば、この未来マーティにとって唯一の栄光の高校時代だから大事に取っておいてる?)。

・ヒルデイルは犯罪都市
 ちょっとわかりづらいのだが、ヒルデイルの看板の下に書かれている文字。元々、"The Address of Success(成功者たちの住まい)"と書かれた部分が"Success"のcとsが落書きされて"The Address of SucKeRs(クズ共の住まい)"となっており、マーティが憧れた高級住宅地が2015年では犯罪都市になっているのがわかる。

・逆さまだから・・・NEW!

 未来のマーティ家で、ジェニファーが簡易結婚場での結婚写真を落としてしまうが、その後ジョージが拾って元に戻している。しかし、ジョージが逆さ吊りのために写真が逆さまに置かれている。
 ちなみに、このシーンでジョージは"You're right. Well, You're right."と言っているが、実はPART1の前半で、会社の上司のビフに情けない姿を見せたジョージがマーティに向かって"You're right. You're right.(その通り。お前の言う通りだよ)"と同じことを言ってる(画像のシーン)。歴史が変わっても、また30年経っても口癖が変わっていない。

・次回予告その3
 未来のマーティの家で話題になったマーティが起こしたロールス・ロイス事故。どういう経緯で事故になったかは次回作に持ち込まれる。

・瞬間解凍ピザ
 老ロレインの得意技ピザの解凍。実は小さいピザを入れた後に、レンジの後ろで大きいピザに入れ替えるという極めてアナログなトリックで表現している。

・ニードルス
 今作から登場するマーティの悪友ニードルス。彼を演じているのは『レッド・ホッド・チリ・ペッパーズ』のベーシスト、フリー。ゼメキスは「彼がニードルスなのはイカしてるよね」と語っている。

・富士通
 未来のマーティをクビにした人物の名前は『イトウ・フジツウ』(画面の下に名前が書いてある)。日本の企業『富士通』の名前を使っている。ちゼメキスたちは一応日本人の創設者の名前だと思って使用した。
 ちなみに、フジツウの年齢を見ると42歳。47歳のマーティの落ちぶれぶりをこんなところでも表現。

・手を骨折
 クビにされた後のマーティがギターで弾いた曲は『パワー・オブ・ラブ』の前奏の部分。手を骨折したせいであまりうまくない。

・ドクから譲り受けた?

 未来のマーティの家の書斎にカジキマグロのはく製が置かれている(画像左上)。実はこれPART1の55年ドクの実験室にも置かれていた(マーティがビフを肥やし突っ込ませて帰ってきた後に確認可能)。ドクの遺品として譲り受けた?

・まぬけ
 気絶したジェニファーをデロリアンに連れて行くためドクがマーティを呼ぶが、その後の老ビフがデロリアンから出るカット内の左上でも同じ動きをしている。

・次回予告その4
 ドクの「西部の時代に行けないのが残念だ」「今度はもうひとつの宇宙の神秘を研究しようと思う…それは女性だ」はPART3の舞台・西部とクララとの出会いを暗示している。

・証拠
 老ビフがデロリアンを使った証拠として、ドクが1985年に戻ろうとタイムサーキットの目的時間をセットしたときの出発時間を見ると【NOV 12 1955 6:38(1955年11月12日午後6時38分)】となっている。これに気づいていれば…。

・気づく人は気づきやすい
 1985年Aに着いたデロリアンが着地がするとき、電柱の通り過ぎるところでミニチュアから実車に切り替わっている。

・唯一の2作同時撮影

 1985年Aのジェニファー宅前のシーンだが、実はその日にPART3の1885年から帰ってきたマーティがジェニファーを起こすシーンを撮影したそう。PART2と3は別々に撮影を行ったのですが、このシーンのみ唯一2作同時撮影を行った。

・送る

 ドクとアインシュタインが乗ったデロリアンが、マーティを家まで送るシーンは方向も含めて、PART1のマーティが1985年に帰って来たシーンと同じ。今回は雰囲気が全然違うけど。

・マイケル・ジャクソン
 『カフェ80's』で流れていた曲はマイケル・ジャクソンの『BEET IT』。1985年Aのマーティの部屋に住んでいた黒人の少女の部屋に飾ってあったポスターもマイケル・ジャクソン。

・やはり年代の確認にはこれがピッタリ

 PART1で1955年に来た直後にどの時代にいるか確かめるため新聞を読んだマーティだが、PART2でも1985年にいることを確認するために新聞の日付をチェックする。

・地獄のバレー?
 マーティが踏んだ看板は"HILL VALLEY(ヒル・バレー)"に黒字の上書きによって"HELL VALLEY(ヘル・バレー)"になっている。

・ひかれる
 全シリーズ共通ネタ。新しい時代へ行くと必ず何かにひかれそうになるマーティ。今回は1985年Aで何台ものバイクにひかれそうになる。

・喫煙可
 ビフ・タネン博物館は喫煙可である(入口にそれらしい看板が置いてある)。

・次回予告その5
 ビフ・タネン博物館の歴史紹介ビデオでPART3に登場するビュフォード・タネンの紹介がある(まだPART3の撮影前だったので実際のビュフォードとはちょっとビジュアルが違う)。

・うなされる
 全シリーズの共通ネタ。寝込んだマーティが話し掛けてくる人を母親だと思い話すが、毎回飛び起きることになる。今回はグラマーなママで27階にいることを知り起きる。

・3Dは・・・
 1985年Aでの3Dは大人になっても3Dメガネ(サングラス?)を着用している。よく見るとレンズ部分が赤と緑になっている。
 ちなみに、画像のシーンではカットごとに3Dの立ち位置が変わっているので大変なことになっている。

・想像以上に仲良しNEW!
 これはクソどうでもいいネタなんですが、ビフとロレインが別れ話をしているこのシーン。奥を見ると手下3人が仲良く隣同士で話しているのが見えます。40代のおじさん3人がこれだけ広い部屋で一つのソファに座り合うのがかわいいなと思ったので紹介。

・ヒル・バレーだけじゃない
 最悪な世界になったヒル・バレーだが、それはアメリカも同じだった。ドクが捕まった新聞記事の右側には『ニクソン5回目の任期を願う。1985年までにベトナム戦争終結を誓う』という見出しがある。
 アメリカ大統領で唯一途中で辞任したニクソンが、憲法で決められている大統領の任期の2期を超えて就任中に加え、大規模な反戦運動によってアメリカが途中で撤退したベトナム戦争がまだ継続されているという最悪の世界なのである。

・次回予告その6
 入浴中のビフが見てた映画はクリント・イーストウッド主演『荒野の用心棒』。ここで使われた防弾チョッキネタはPART3でマーティがやることになる。皮肉な事にビフが先祖ビュフォード逮捕の手伝いをしている。

・マッチ(ビフの部下じゃない)
 『ビフの極楽パラダイス』の宣伝用マッチは、元の1985年でのビフの自動車工場宣伝用マッチと同じである。そこを印象づけるために、PART2冒頭でビフがマーティに工場の新しいマッチを見せに行くシーンが追加された。

・スタジオで撮ってたの!?
 極楽パラダイス屋上のシーンはユニバーサルのスタジオ内で撮影された。通称『ステージ12』と呼ばれるところで、ユニバーサルのスタジオでは最大の大きさ。デロリアンをクレーンで吊って撮影を行ったというからいかに巨大なのかがわかる。
 ちなみに、PART2・3ではステージ12で多くの撮影が行われ、ここ以外にドクとマーティが55年リヨン団地前での会話シーン、PART3のデロリアンの発掘するシーンなど、まさかと思われる場所がセットで撮影されている。最もスタジオ12を広く使用したセットは極楽パラダイス27階のビフ居住スペースとのこと。

・綺麗なドレスです
 1955年で洋服屋から出てきたロレインが手に入れたドレスは、もちろんマーティとの『魅惑の深海パーティー』のためのもの。こちらの衣裳はPART1撮影当時に3着あったが、PART2撮影時にスタジオが持っていた2着はなくなっており、ロレイン役のリー・トンプソンが自前で持っていた1着を使用している。

・この細かさは異常

 1955年でビフとロレインの後ろに"ZALE'S jewelry(ザイルズ・ジュエリー?)"という店が登場する。こちらは30年後の1985年でも営業中らしくPART1冒頭のマーティとジェニファーが座ったベンチに広告があり('は外れているが)、お店が「ツイン・パインズ・モール」に移転したことがわかる。

・あせり
 マーティを助けるためにビフの家へ自転車で来たドクですが、帽子や手帳、自転車には値札がついてたままである。

・30年経っても口癖は変わらないNEW!
 上のビフの家に訪れるシーンのラストにドクはこう言います。「Damm! Where is that kid?(あの子はどこ行ったんだ!)」。実はPART1でも55年ドクが時計台の落雷前になかなか帰ってこないマーティに対しても同じことを言っている。ジョージと同じく30年経っても同じこと言うドクでした。

・パパはマンボがお好き
 ビフが『魅惑の深海パーティー』へ向かう際にラジオから流れている曲はペリー・コモが歌う『パパはマンボがお好き(Papa Loves Mambo)』。実はPART1でマーティが1955年に訪れた時にも流れる予定だったが、『ミスター・サンドマン』が選ばれたために不採用となった。惜しくも選ばれることがなかったこの曲だが、続編が再び1955年を舞台にしたことが晴れて流れることになったのである。

・スポーツ年鑑の裏話NEW!
 1950年から2000年までの野球、フットボール、競馬、ボクシングなどあらゆるスポーツの記録が書かれた『グレイ・スポーツ年鑑(Grays Sports Almanac)』。しかし、よく考えれば50年分の情報があの薄さというのはおかしなもの。実は脚本のボブ・ゲイルも厚さがおかしいのをわかっており、ケツポケットなどに入れるサイズしたいということで敢えてこのサイズにしたという。

・オー・ララ
 マーティを大いに困らせたスポーツ年鑑のカバーをかぶせた『オー・ララ』。実はストリグンランドがビフから取り上げる際に「スポーツ年鑑?見ごたえのあるないようだ」と言ってるときに既に中身がスポーツ年鑑ではなく『オー・ララ』に入れ替わってるのが確認できる。

・やっぱり裏で・・・
 ストリグランドが自分の部屋で、マグカップを使って飲んでいたのはウィスキー。棚から出す時に確認可能。ドアが勝手に閉まったときには、ウィスキーがばれると思って背広に隠している。

・人工呼吸
 1955年に人口呼吸(心肺蘇生法:英語ではCPR)はない。

・バケツ

 ドクがリヨン団地の看板裏で燃料補給に使っていたバケツは、後にマーティがスポーツ年鑑を燃やすときにも使ったのと同じ。

・ちがう
 マーティが弾く「ジョニー・B・グッド」は前作と微妙に違う。またPART2のマーティが体育館に入ったときにジョージとロレインがキスをしていますが、前作ではそんなシーンはありませんでした。PART2のマーティとドクが来た時点で歴史はまた変わっているからいいと思うが。

・舞台袖
 PART2マーティが舞台袖のはしごを登った後に、マーヴィン・ベリーが従兄弟のチャック・ベリーが電話をかけようとする。
 ちなみに、実際の体育館のロケ地にはキャットウォークがなかったのでPART2マーティが舞台上を渡っているシーンは全てセット。

・こりゃ不良だ
 ダンス・パーティーを出て、ビフが車で運転してる時にスポーツ年鑑を見ますが、飲酒運転&よそ見運転&片手運転をしている。昔から運転マナーが悪いんだから。ついでに、この時のビフはジョージのせいで相当憂鬱だったでしょう。

・見えてる
 スポーツ年鑑を奪うために、マーティがホバーボードでビフの車に乗り移る時ににデロリアンの下から車輪が見えてる。実際の撮影はデロリアンを後ろの車が押していた。

・これはスケボー?
 スポーツ年鑑を取り返した後にトンネル内でビフに追いかけるシーンで、天井からのカットがあるが、ここでのボードに対してのマーティの軸足の位置が他のカットよりだいぶ前にある。この画像の位置だと、デロリアンの旗を掴んだ時にホバーボードは置いてかれてしまうのだが…。
 個人的にはこのカットが車輪付きのスケボーで撮っていたかどうかも非常に気になります。

・肥やし
 全シリーズ共通ネタ。必ずタネン家は肥やしに突っ込む。今回は、スポーツ年鑑を取り返すためにマーティを追うビフだが、結局かわされて肥料トラックに突っ込む。わずか数日で2回も肥料はかわいそう。

・写真
 全シリーズ共通ネタ。未来が変わっているかの重要な手がかりになる写真や新聞。今回はスポーツ年鑑を燃やした事で、新聞記事のジョージ死亡が受賞に、ドクも精神病院でなく受賞する記事に変わる(ちなみに、ドクが何の研究で受賞したか明らかになっていない)。

・ドクはタイムスリップしなかった?NEW!
 ドクの新聞記事が変わるこのシーン。左をよく見るとタイムサーキットがオフになっている!スタッフのミスですが、このままで落雷を受けていたらドクはただ黒焦げになっていたのでしょうか?

・炎の跡
 ドクが西部にタイムスリップする際に「99」を反転させたような炎ができますが、これは雷の衝撃を受けた後にデロリアンが高速で回転しながら140キロに達したため。よく見るとデロリアンが消える直前に上を向いているのがわかる。

・手紙
 PART1でマーティがドクに向けて未来で殺される事を手紙で伝えたが、PART2では逆にドクがマーティに過去で生きている事を手紙で伝えた。

・撮り直し
 PART1のデロリアンがタイムスリップ後、ドクが炎の間の歩くシーンからは撮り直し。ちなみに、PART2の最初の撮影がこのシーンで、2人の掛け合いは4年のブランクをまったく感じさせなかったという。個人的には4年ぶりのクランク・インがラストシーンだなんて実ににくい撮り順だなぁと感心してまいました。

・にくい!!
 ラストは"TO BE CONTINUED(次回作へ続く)"ならぬ、"TO BE CONCLUDED(次回作にて完結)"という文字が出て、かなりにくい演出となっている。

ストーリー 作品考察