BACK TO THE FUTURE 細部考察
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物語の重要すぎる伏線については省略しています(例:チラシなど)。

・オープニング
 BTTFのオープニングといえば無数の時計が映し出されるこちらのシーン。元々のオープニングは、小説版と同様に学校でストリクランドに捕まったマーティが火災報知器を使って逃げ出すシーンだった(これについてもいつかボツネタ集にて)。しかし、撮影するとなると別セットが必要だったためコスト削減として現在のオープニングに変更となった。
 コストを削減したといえ、長回し1テイクのこのシーンを撮影するためスタッフは苦労した。時計の振り子をスタッフ総出で押さえて撮影が始まると同時に離したりしてたのである。さらに、自動エサやり機からエサがうまく落ちない事態も発生。そのためカメラの見えないところからバーナーで熱を与えて落としていた。

・つながり
 冒頭部分で出てくる時計群の中に、時計の針に人がつかまっている変わった時計がある。実はこれがラストシーンの時計台につかまるドクを表している。

・ドクの家
 後に登場する55年ドクが住んでいた豪邸だが、冒頭に映る新聞で「ブラウン邸焼失」とその豪邸を火事で焼失したことがわかる。左の新聞記事を読むとドクが持っていた土地は435エーカー(約176万屐東京ドームより広い)にも及ぶ広大な土地だったとのこと。
 自宅焼失とタイムマシン開発費の関連については「登場人物」のドクを参照。

・金がない
 肖像画の下にゴミが散乱しているが、これを見る限りドクの食事は研究所近くのバーガーキングが中心かと思われる。
 そのすぐ右下に重要なアイテムになるビクターのビデオカメラが無造作に置いてある。

・音効テクニックNEW!
  
  
 ボブ・ゲイル曰く効果音などの音のサウンド・エディターを務めたチャック・ニリー(Chuck Neely)は、劇中で大きな音が鳴り響くと、その裏に犬を鳴き声を入れると言うテクニックがあるという。と言うことで無駄にPART1で犬の鳴き声が入っているシーンを調べてみた。
 ,泙困魯疋のガレージでマーティがアンプにスイッチを入れたシーン
 ▲沺璽謄が高校から帰ってきてリヨン団地の入り口に入るシーンの最後あたり
 1955年でマーティがピーボディの納屋に突っ込んだ後
 ぅ沺璽謄がロレインの父親に車で引かれた後
 ゥ疋が未来の世界へタイムスリップした後、マーティが家に入るシーン
 μね茲ら戻ってきたドクがゴミ箱をあさるシーン
これ以上はないと思っている。吹き替え版では鳴き声がカットされている場合もあるので、聞きたときは英語版で。チャックは後にPART2と3も担当しているので、そちらでも犬の鳴き声が入っている箇所がある。

・サングラス
 有名なポスターデザインや予告編のせいでマーティがサングラスをしているイメージがある方もいると思うが、劇中でかけているのは冒頭のドクの研究室で巨大アンプの前で演奏する時のみ。ゼメキス曰く、それもサングラスメーカーとのタイアップのために仕方なくつけたつけただけで、サングラスのレンズの反射でカメラが映り込みやすいために非常にイヤだったとのこと。

・運転手
 マーティがスケボーでつかまったジープを運転していたのはスタント・コーディネーターのウォルター・スコット。
 ちなみに、スコットは映ってはいないがPART2の未来でのホバーボード追いかけっこでも、マーティが捕まったジープを運転していたのは彼だった(完全大図鑑より)。

・落書きにもお遊びが・・
 ヒル・バレー高校の壁に"BOB(ボブ)"と書いてあるが、ロバート・ゼメキスとボブ・ゲイルの2人を愛称を指している(入り口の左側に書いてあります)。

・パロディ
 オーディションの審査員でマーティに「うるさい」と言う人物は、主題歌『パワー・オブ・ラヴ』を歌ったヒューイ・ルイス本人。この落選のアイデアは本人発案のアイデア。実体験どうかは不明。

・みせかけ
 ヒル・バレーの広場にあるお店にはそれぞれに設定があったりする。例えば「スタットラー」というお店は馬や自動車など代々移動に関わるものを販売。この時代はトヨタの車を販売しているが、その場所は時計台から向かって左側にある。オーディションに落ちたマーティたちが広場を歩いてるときに確認可能。その後、出てくる4×4が止まったところも車屋に見えますが、あそこはテキサコなのです。

・トヨタ
 マーティがほしがってた4×4はトヨタ車。ほかにも日本車がたくさん登場している。

・男はみんな・・・
 マーティとジェニファーが時計台広場で座るシーンで、エアロビクスジムの前をおじさんが窓越しからのぞいている。みんな好きなんだね。

・飲酒だろ?
 自動車事故の理由を「欠陥車だからだ」と言うビフ。だが、ビールをもろにかぶった言っているため飲酒が原因。

・へってる飴

 マーティの家にあった飴は、ビフが取るとき明らかに量が半分くらい減っている。

・大好き
 マーティのベッドの上には大好きなペプシフリーがある。その前の食事中でも飲んでいるのはペプシ・フリー。こういう所でキャラ設定をアピールしていくんですね。

・写真
 今回の事件の重要なアイテム兄弟写真。その大きい写真がマーティのベッドの上にある(画像の右側に兄デイブがいるのが見えます)。

・2本が1本に

 タイムマシンの実験を行った「TWIN PINES MALL」ですが、マーティが1955年タイムスリップ直後にピーボディ牧場の松を1本折ってしまい「LONE PINE MALL」に変わる。そのためマーティが1985年に戻ると看板の文字と松の数がちゃんと減っている。

・中心地移動
 1955年では町の中心は時計台周辺ですが、85年だと「TWIN PINES MALL」が町の中心地になっている。

・怖くて来ないって
 ドクがデロリアンを入れてたトラックの横にはこんなことが書いてある。"DR.E.BROWN ENTERPRISES. 24 HR. SCIENTIFIC SERVICES(ドクター.E.ブラウン・エンタープライズ。24時間営業・科学サービス)"。タイムマシンの開発費稼ぎだったのでしょうか。でも科学サービスってどんな事しようとしてたんだろ?それともデロリアンを隠すトラックを用意するための偽造か?

・アインシュタインが運転するデロリアン?
 ドクのリモコンによってアインシュタインが乗るデロリアンを操縦されていたが、実際にはリモコンで動くわけはなくアインシュタインの着ぐるみをかぶったスタントマンが運転していた。このシーンではちょっとだけ運転している腕が見えているような気がする。

・ゼメキスのテクニックNEW!
 デロリアンがタイムスリップした直後、マーティとドクは行ったり来たりしながら会話を進めますが、これはゼメキスが2人を身長差を意識させないための遠近法を使ったテクニック。後の1955年で高校内でのマーティとドクの会話でもこの手法を使っている。さらに、続編のPART2でも1955年でのリヨン団地前の会話シーンも同じテクニックを披露。

・1分20秒
 アインシュタインを1分先に送ったというが正確には1分20秒後に戻ってきている。さらに、マーティが過去から帰ってきたときも午前1時24分丁度ではなかった(車から出てきて時計を確認するときにやっと1時24分になっている)。タイムマシンはそこまで正確ではないということ?

・誰に向けて?
 ドク自身しか乗らない予定のタイムマシンなのに、次元転移装置には「光から目を守って(SHIELD EYES FROM LIGHT)」という注意書きがある。こういうのわざわざ律儀書くとこがさすがドク。

・ワールドシリーズの勝敗
 ドクが未来を旅立つ前に「25年分のワールドシリーズの勝敗も」と発言していますが、もちろんボブ・ゲイルたちはこの時にPART2でスポーツの勝敗が重要になるとは夢に思ってなかった。

・タイムスリップできない?
 テロリストから逃げるため、マーティがデロリアンに乗り込んだときにタイムサーキットをよく見ると既にONなっている。だから、本当はもう一回入れたらOFFになるのでタイムスリップできなかったはず?

・血迷うマーティ
 1955年にタイムスリップ後、マーティが納屋に突っ込む前、一度は40マイルまで下げたスピードを最後なぜか50マイルまで上げている。血迷ったマーティでした。

・プルトニウムメーターの正確な位置

 プルトニウムがゼロと表示されるこちらのシーン。マーティが後ろを振り向くのでそのメーターが助手席の後ろにありそうですが、実際には助手席前のダッシュボードの上に置かれています。

・ミスター・サンドマン
 マーティが1955年に訪れると流れるフォー・エイセスが歌う『Mr. Sandman(ミスター・サンドマン)』。こちらの曲が選ばれたのはロレイン役のリー・トンプソンが1955年の10代の若者になりきろうと聞いていたのがきっかけ。この曲を聞くとロレインが持つ異常な、偽りの純粋さを保つことができ、また当時のアメリカに流れていた間の抜けた雰囲気をつかむことができたそうだ。それを聞いたゼメキスは「よしわかった!君がそんなに歌い続けるなら、映画のどこか使わなきゃ!」と選ばれたのである。

・大統領
 1985年では大統領であるロナルド・レーガンも1955年ではまだB級俳優。映画館ではレーガンが出演している『バッファロー平原』が上映中。
 ちなみに、この映画を気に入っていたレーガンをPART3で1885年のヒル・バレー市長として出演するアイデアも存在した。

・ひかれる
 全シリーズ共通ネタ。新しい時代へ行くと必ず何かにひかれそうになるマーティ。今回は1955年で本当に車にひかれそうになる。

・ガソリンスタンド
 1955年のガソリンスタンドに従業員が4人現れるが、元々は1人の予定だった。ロバート・ゼメキスの思いつきでその場急きょ4人になったと言う。

・大変身
 
 マーティがルウの喫茶店に入る直前に市長レッド・トーマスの宣伝カーが通るが、最初は拡声器が2つあったのに画面が変わると1つになっている。同じく屋根にある看板が最初と向きが変わっている。
 最初のはエリック撮影時のカットで、2カット目がマイケル・J・フォックスで後日撮り直したため?

・ビフの車
 マーティが喫茶店に入る前に、その店前にビフの車があるのに本人たちの姿はない。店に入ったマーティが注文してる時も車はあるのに本人はいない。しかし、ビフたちが登場するときにはちゃんと車のあたりから来る。そして帰るときはちゃんと乗って帰る。さらに言うと、車自体はもっと前から存在していて、マーティが1955年の時計台に初めて来た時のクレーンによる大ルーズカットの頃からあったりする。どこにいたんだビフ?
 ちなみに、画像の左にいる自転車に乗っている青年はヒル・バレー高校の制服を着ているので生徒ではないかと思います。その制服については後ほど解説。

・救命胴衣
 マーティのダウンベストは1985年だと立派なファション。しかし、1955年ではファッションにはなっておらず救命胴衣にしか見られない。

・アラーム
 マーティが電話をかけてる時に時計のアラームがなりますが、1955年には腕時計にアラーム機能がついていないため店長が不思議がってマーティを見ています。

・食い違い
 マーティが最初に頼んだ『タブ(Tab)』はコカ・コーラが出した低カロリーのソフトドリンクのことだが、1955年では請求書のこと。そのため先に請求書を頼まれたと思ったルウは「注文が先だ」と注意。次にマーティが頼んだ『ペプシ・フリー』は1985年だともちろんノンカロリーのペプシのことだが、1955年ではフリー=タダこと。だからルウは「フリー?うちにはタダのものは売ってない」と答える。
 ちなみに、このネタは撮影前にペプシ側からコカ・コーラの「タブ」を使用しないでくれと頼まれたが断っている。また「タブ」は70年代に流行った飲み物で、公開時点で既に古い飲み物になっていたという。

・マクフライ家とタネン家
 全シリーズの共通ネタ。新しい時代に行って、店に入ると必ずタネン家と出会うマーティ。今回はルウの喫茶店で若いビフがジョージに話し掛ける。

・ウィルソン市長
 1955年だと喫茶店の定員をしてた黒人のゴールディ・ウィルソン。30年後には見事市長になってます。それを知ってたマーティはウィルソンに「そうだ!市長になるよ」と思わずアドバイス。

・3Dメガネ
 ビフの手下の一人がつけていたのは3Dメガネ。当時の3Dメガネとは、立体映画を見るために作られた赤と青のレンズフィルターが入っているメガネのこと。昔はよく雑誌の付録に付いていたけど、今の若い子には想像つかないかな?

・のぞき
 1985年でマーティの家族で疑問だった「車にひかれる前ジョージは道端で何をしてたか?」。その正体はのぞきでした。
 その見られた相手はロレインなのか違う人なのか長年疑問だったのですが、デアゴスティーニの『週刊バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン』第9号にてハッキリとロレインをのぞいていたと書かれていました。のぞいた相手に惚れられるなんてなかなかの経験する予定だったんだな、ジョージ。

・うなされる
 全シリーズの共通ネタ。寝込んだマーティが話し掛けてくる人を母親だと思い話すが、毎回飛び起きることになる。今回は相手が若いロレインでまだ1955年にいる事を知り起きる。

・カルバン・クライン
 ロレインがマーティの名前と勘違いしたカルバン・クライン。当時はまだ会社は無く、下着にブランド名を入れる習慣が無かった。ちなみに、ヨーロッパだとカルバン・クラインの知名度がないために様々なブランド名に変更されたのこと。

・ロレインの性格を表す
 ロレインの部屋を鏡台のまわりを見ると、50年代の男性アイドル写真が多数飾られている。ロレインの男性への興味の強さをさりげなく表している。

・帽子
 ロレインの長男ミルトンがつけてた帽子は当時流行していたデイビー・クロケットが映画でつけてた帽子。ちなみに、食事という事で母親ステラが2回も帽子を取るがその度に被り直すミルトンがかわいい。

・ジョーイおじさん
 85年では刑務所に入ってるジョーイおじさん。55年でも、まだ赤ちゃんなのに既に檻に入るのが定位置となっている。

・テレビの今と昔
 1955年では、まだテレビはとても高価なものであり一家に一台あればいいほうだった。そんな時代にマーティが「2台持ってる」と言うので、ロレインの母親はもちろん信じられなかった(実はこの時代に2台持っている人物がいるがそれはPART3にて)。ちなみに、55年は再放送と言う言葉もない。

・ハネムーナーズ
 1985年で再放送していたジャッキー・グリースン出演する有名なコメディ番組『ハネムーナーズ』。だが1955年では新番組。再放送を見ていたマーティは新番組のネタを先にしゃべってしまいみんなが怪訝な顔をすることになる。日本人的な感覚だと「8時だよ!全員集合」のオチを先走って言うような感覚ですかね。
 ちなみに、放送されていた「宇宙から来た男」のエピソードは実際には1955年12月が最初の放送だと言う。

・ケネディ
 マーティがロレインの両親に道を訪ねた際に思わず口にした「ケネディ通り」。多分ケネディが亡くなってから名づけられた通りだと思うが、55年ではケネディはまだ上院議員で大統領にもなっていない。

・ドクはドク
 55年ドクが透視装置でマーティの頭を透視をする際にドクは聞く耳を持たなかったが、その前の1985年でもデロリアンの実験の際、最初は聞く耳持ってなかった。やっぱり歳が変わってもドクはドク。
 ちなみに、あのドクの自宅の中と外観の家は別のロケ地なのですが、主役交代など延々と撮影が伸びている間に内観のロケ地がとうとう売り出されてしまったのです。これでまた新たなオーナーから買い直したり、交渉したりすれば製作費がまたかかってしまう!そこで買い取られる前の2日間でささっとと撮影を行ったとの事。その際にロケ地の状況を伝えて、マイケルのスケジュールに都合をつけてくれた『ファミリー・タイズ』のプロデューサーには非常に感謝しているとゲイルは語っている。

・ないわけではない
 マーティに「タイムマシンを作ったんだ」と言われた時に、ドクはおでこの傷を触っている。

・大事な所なのに
 マーティがドクにタイムマシンの動力説明の所を見せようと、ビデオカメラを早送りしてるところで明らかにアインシュタインのタイムスリップの所が抜けている(ビデオ版など4:3のテレビサイズ映像時のみ確認可能)。録画ミス?

・改めて解説
 ドクは敬愛する4人の科学者の肖像画を飾っている(1985年でもちゃんと持っている)。
 アイザック・ニュートン(物理学者):万有引力の発見者
 ベンジャミン・フランクリン(物理学者):凧を使って雷が電気であることを証明
 トーマス・エジソン(発明家):白熱電球・蓄音機などを発明
 アルベルト・アインシュタイン(物理学者):相対性理論の発見者

・写真
 全シリーズ共通ネタ。未来が変わっているかの重要な手がかりになる写真や新聞。今回はジョージとロレインが結ばれないと、マーティたちの兄弟が存在が消えてしまう。

・ヒル・バレー高校の制服
  
 1955年のヒル・バレー高校には実は制服が存在する。制服と言っても赤と白のジャケットのこと。マーティとドクが学校に訪れた際に何名か着ている生徒を見ることができる。1番簡単な人はジョージのケツを蹴る集団の真ん中にいる生徒が着ています。
 先ほどの喫茶店の前を自転車で通り過ぎた生徒も同じ服を着ているのがわかりますね。

・本当に好きなんだね
 後にルウの店でジョージは「ミルクチョコレート」を頼むが、その前の食堂のシーンでも画面左側のジョージのおぼんにミルクチョコレートが見える。
 ルウの店では、てっきりロレインに声かけるまでの時間を作るために「ミルク…(と見せかけて)チョコレート」としてると思ったのですが、いつもお決まりの飲み物だったんですね。そりゃ出てくるのが早いわけだ

・スキンヘッドがマッチを咥える?
 食堂でのビフとマーティがやり合うシーンをよく見ると手下の一人マッチがいない。実はマッチ役のビリー・ゼインのスケジュールの都合がつかなかったため彼なしで撮影した。そのためなのかスキンヘッドがマッチらしきものを咥えて一人二役やっている。ちなみに、この時にマーティの後ろにいたはずのジョージは早々に消えている。

・ヴァン・ヘイレン
 マーティがジョージに聞かせた曲はロックグループのヴァン・ヘイレン。バンド名の許可は降りず、ヴァン・ヘイレン個人の許諾が取れたためカセットのラベルは彼の名前『エドワード・ヴァン・ヘイレン』となっている。
 ちなみに、流された楽曲はリー・トンプソンも出演した「ワイルド・ライフ(日本未公開)」の為に書き下ろされた曲『Out The Window』。アルバム等は収録されていないかなりレアな曲。

・パロディ2
 ジョージを説得する為に宇宙人になったマーティが「わが名ダース・ベイダー。バルカン星からやってきた宇宙人だ」と名乗りますが、英語だと宇宙人が"Extra Terrestrial=E.T"となっていて、スター・ウォーズとスター・トレック、そしてE.Tをそれぞれパロディしている。

・ダースベイダーの力?
 ダース・ベイダーに脅迫された翌日、ジョージが道路を横切る際にクラクションが鳴りますが、そのあと車が通りません。かなり後に黒い車が通りますがかなり違和感を感じる。
 ついでに、ジョージの後ろには後に出てくる手押し車で遊んでいる子供が映っている。まだこの時代にスケートボードはなかった。

・追いかっけこ
 全シリーズ共通ネタ。宿敵タネン家との追いかっけこ。今回はスケボーに乗ったマーティと車に乗ったビフが対決。結果はマーティの大勝利。

・練習通りに
 マーティが子供から借りたスケボーがカメラの前で曲がるときに地面にたくさん白い線がある。頑張ったリハーサルの後でしょうか。

・くせ
 冒頭の1985年でマーティがエアロビクス・ジムの前を通るとき手を振るが、その癖なのか1955年同じ場所にあった喫茶店の前を通るとき手を振っている。

・肥やし
 シリーズ共通ネタ。タネン家は必ず肥やしに突っ込む。今回はマーティを肥料トラックに突っ込ませようとするが回避され、逆に手下と共に突っ込んでしまう。

・ドクの白衣
 ドクは科学者ということで白衣を着ているイメージがあるが、3部作で白衣を着ているのはマーティがビフとの追いかけっこを終えて研究室に戻ってくるこのシーンのみである。

・これが設計図
 ドクから未来へ帰るための実験の説明を聞いているとき、マーティの後ろの壁に読心機のヘルメットの概略図が貼ってある。

・あの模型セット

 ドクがマーティに稲妻作戦の説明するために作った模型セットですが、よく見るとケチャップや塩のビンやコーラのビンなど身近ものが利用されているのがわかる。
 ちなみに、この身近なビンなどで模型を作るネタはスーパートランプと言うバンドの『ブレックファスト・イン・アメリカ』のジャケット(隣の画像)を参考にした。

・考えてみれば
 3部作を通してドクとロレインが会話を交わすのは、ロレインがドクの家に押しかけてきた際の挨拶のみ。
 というか、ドクがマーティ、ジェニファー以外と多く会話するのはPART3から(ビフにいたってはザ・ライドのみ?)。

・ジョージの手の早さ

 マーティとジョージが裏庭でダンス・パーティーの作戦を話しているとき、最初はマーティの左胸ポケットの上の押さえが中に入っているが、ジョージの後ろを通ると外に出ている。
 また、マーティがロレインの体を触ることを話してるときに、丁度よくジョージがブラジャーを持ってくる。

・ワイロ
 稲妻作戦の準備中に警官にデロリアンのことを聞かれた際、ドクは使用許可書としてお金を渡している(未公開シーンより)。

・3D
 車の中でビフがロレインを手を出してるときビフの手下たちはみんな注目しますが、3Dはなんと大事な3Dメガネまで外している。

・マーティの忠告
 ジョージとビフとの対決のときジョージはちゃんとマーティに言われたとおり最初は腹にパンチをかます。

・ジョニー・B・グッド
 『ジョニー・B・グッド』を歌うマーティはこの映画屈指の名シーン。実際にはあの声はマイケル・J・フォックスの声ではなく、マーク・キャンベルという人が歌っており、マイケルは口をあわせただけの吹き替えだったりする。ちなみによく見ると、マーティが壊れ始めても一番右にいる黒人のバンドメンバーは最後までノリにのっている。

・映画ですから
 ジョージとロレインのキスに花を添えた『アース・エンジェル』。この曲はジョージとロレインがキスをした瞬間から、バンドメンバーにはいないオーケストラの壮大な音楽が入ってシーンを盛り上げている。よくよく考えてみるとおかしいこの不自然さに対してのボブ・ゲイルの説明が痛快。「映画だからね」

・パロディ3
 『ジョニー・B・グッド』を演奏してるマーティの裏で、ボーカルのマーヴィン・ベリーが誰かに電話をかけているがその相手はロック歌手チャック・ベリー。従兄弟のマーヴィン・ベリーから電話越しで音楽を聞いたチャック・ベリーが「ジョニー・B・グッド」を世に出したというパロディ(史実は1958年にチャック・ベリーが発表)。
 ちなみに、マーヴィン・ベリーを演じたハリー・ウォーターズJrは当時、チャック・ベリーの音楽が「白人の少年」から生まれたという設定が問題視されるか不安だったと言う。案の定ゲイルたちには「白人が黒人の音楽を生み出したというのは差別だ」という批判が集まり非常に困った。あくまでもジョークでもちろんそこまでの意味はない。

・ズームイン!
 マーティが「ジョニー・B・グッド」を爆奏し終えた時、マーティがみんなから冷たい視線で見つめられるシーンがありますが、その時、左にいるストリグランドを見ると、後に映るシーンと同じ動作をしている。編集ミスというべきか。

・次の世代
 爆奏したあとマーティが「次の世代に流行る」というが、ジョニー・B・グッドは3年後の1958年には出てます。あくまでもマーティは曲だけでなく演奏のノリを含めての発言。

・しっかり入れてる
 稲妻作戦直前にマーティから手紙を破ったドクですが、ケーブルを直そうとしたときに実はしっかりポケットに入れてる。

・ペンキ
 デロリアンが出発するために書いたスタートラインですが、それに使用したと思われる白いペンキがベンチの近くに二つ置いてある。

・タイムサーキット故障?
 1985年のドクを助けるため、10分早くしようとしたマーティですが、キーパッドをむちゃくちゃに押している。さらに正確には10分ではなく11分早くしている(午前1時35分⇒午前1時24分)。

・パロディ4
 ドクが足場が壊れて時計台の針につかまるシーンはハロルド・ロイド主演の無声映画『要心無用』の名シーンをマネしたと言われています(→参考写真)。ちなみにその後のロープで揺られるシーンやケーブルを掴むシーンも似た感じだったりします。

・壊れてる
 稲妻作戦の途中でドクが時計台の足踏み場を壊したが、それはちゃんと1985年、2015年でも壊れたままである。

・緩急つきすぎ
 ドクが揺れるケーブルを掴もうと待っている時、ドクがアップの時と時計台の全景の時ではケーブルの揺れる幅が違う。

・時計台の数字NEW!

 時計台の文字盤の数字で間違いが一つある。それがローマ数字の「4」。実はローマ数字の時計では4の本来の表記は「IIII」が正しい。右のドクが置いたスタート合図の時計の4は確かに「IIII」と書かれているのがわかる。だが、そこまで知らなかったスタッフは「IV」と表記してしまっている。
 ジゴワットのミスは有名ですがこんなミスもしてたんですね。とはいえ、4の本来の表記が「IIII」っていうのはトリビアレベルの常識なので仕方ないことだと思いますが。

・まさかの小道具
 マーティのベッドにある雑誌「RQ」。実は図書館司書が読む季刊書。そのため公開当時に先方からおかしいとの問い合わせがあったとのこと。もちろんスタッフはそんなことは知らずに雰囲気の小道具と置いてだけで、まさかそんな雑誌だと思っていなかった。

・勇気を出して
 1985年の現代に戻ってきて、家の廊下を歩いてるときにマーティの右手に持ってる封筒はジェニファーに勧められていたオーディションテープ(詳細は小説版参照)。

・未来の変わったジョージの顔
 小説の裏表紙に載っているジョージの顔は、まだ老けメイク完成前の写真を使用しているため本来の中年ジョージとは顔が異なっている。

・残したまま
 1955年で稲妻作戦のスタートの合図で使用した時計を、ドクは2015年から帰ってきたときもちゃんと残している。記念品?

・マメですね
 デロリアンが空を飛んで旋回する時に方向表示機の「右」が点灯してます。ドクさんマメですね。

ストーリー 作品考察