BACK TO THE FUTURE 作品考察 
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記念すべき『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ第1作!

プロダクション・ノート
 映画への長い道のりはメイキング・オブ・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』監督ロバート・ゼメキス/製作ボブ・ゲイルによるQ&Aを参照。
 幾多の困難をバネにし企画を映画化したゼメキスは、このあとシリーズ以外にも『フォレスト・ガンプ』『ロジャー・ラビット』等数々のヒット作を作り上げ、ハリウッドのA級監督リストに載る大監督となった。
 音楽はアラン・シルベストリ。ゼメキスからとにかく、大きく、壮大に、といわれたシルベストリは当時ユニバーサル最大といわれた98人ものオーケストラを呼んで作り上げていった。彼の音楽の入ったPART1のサウンドトラックは主題歌「パワー・オブ・ラブ」と共にヒットチャートにも入りゴールド・ディスクを受賞。バック・トゥ・ザ・フューチャーが生んだ最高の作曲家。
 メイクアップをしたケン・チェイスはロレイン、ジョージ、ビフを30歳も老けさせなければならなかった。「単に技術的な理由から、老人より40代に見せる方が遥かに厳しい。リー・トンプソン(ロレイン)を100歳に見えるように命じられたとしたら、顔全体をラテックス・フォームで覆い、皮膚を残らず隠してしまえばいい。皮膚のきめが同じなので、この技法は容易だ。しかし今回、彼女の外観をそれほど劇的に変えることができないので、フォーム・ラバーを用いなければならなかった。当然、本当の皮膚のきめと異なるため、非常に厄介だ。俳優達が30歳老けたことを観客に認めさせることが重要だが、老化を強調するためにメーキャップやかつらが過度になれば逆効果になってしまう。」メーキャップのために俳優達は毎日3時間半もいすに座り続けなければならなく、ケン・チェイスも俳優も大変苦労した。逆にロレインを演じたリー・トンプソンにとって役作りで苦労したのは40代ではなく10代ロレインの方だという。「年を取ったロレインは、友達の母親か何かになりきっていたと思うの。だからとても楽だったわ。でも、若いロレインは…。馬鹿なことばかりして、それを隠そうともしないでしょう?そんな純真さを演じるのは本当に難しいことだったわ」
 代役でマーティを演じたマイケル・J・フォックスは、この作品で世界的なスターとなり以後、多くの映画に出演している。マイケルじゃなければこの作品の成功はなかったといってもいい。エリックに代わって撮影に参加してきたマイケルに、ゼメキスはそうとう気を使ったらしい。無理もない。マイケル本人をこの映画に溶け込ませる必要があった。そのため、マイケル初日は少々奇怪な場面からの撮影となった。マーティが55年に来てヒーボディのじいさんとの掛け合いのシーン(正確には前日にツイン・パインズ・モールでのタイムトラベル実験シーンの撮影に少しだけ参加している。そこで既に放射能防護服も着用)。「あの時は、もう足はがくがく、頭には血がのぼるわで、さんざんだった。それに宇宙服のようなコスチュームが、やたら暑くて重いんだ。これから先、どうなるか……気が気じゃなかった。」それでも、この場面のおかげで、マイケルは映画にも、スタッフやキャストにも「すっかり溶け込めて」いったそうだ。
 ちなみに、マーティのスケボー姿はとにかく印象に残るが、オーストラリアで公開後に小さな子供たちがあまりにスケボーをマネして危険だったため、マイケル・J・フォックスが注意するVTRが作られたという。
 ドク役のクロストファー・ロイドはその後もゼメキス作品を中心にエキセントリックな役を怪演している。BTTFで映画デビューしたトーマス・F・ウィルソン。PART1,2のチラシでは名前がトーマス・“E"・ウィルソンになっていた。ちなみに、ビフの手下の一人マッチの役に、後に『タイタニック』の婚約者役を演じたビリー・ゼーンが演じている。

 映画は公開されるや否や全米に”フューチャー現象”と呼ばれる大ヒットを起こした。全米第1週では1341箇所で公開だったが、僅か5日後の金曜日までに1420箇所に増加。そのまま第1週は1115万ドルの大ヒット。2位のクリント・イーストウッドの『ペイルライダー』に400万ドル以上の差をつけた。そしてそのまま7月の4週にわたって他の作品を大きく引き離した。ライバルには『ペイルライダー』、シルベスター・スタローンの『ランボー/怒りの脱出』、メル・ギブソンの『マッドマックス/サンダードーム』、ロン・ハワード監督『コクーン』などがいた。4週目の週末に一度首位を譲ったものの、そこから9月末までの9週連続首位を飾った快挙。結局、劇場では1986年3月末までのロングランとなった。
 余談だがこの大ヒットを支えたマーケティング戦略でゼメキスが学んだことがある。それは「自分は関わっていけないこと」。テレビの宣伝ではマーティが若きロレインで迫られるシーンが散々に渡って強調された。宣伝担当はその経験から、特殊効果などのSFよりも登場人物に人々の興味が集まると判断したためである。ゼメキス「自分が映画の中身をよく知っているために、鍵となるシーンが見えなくなっているのを悟った。宣伝のひらめきを得るには、魔法の力が必要なんだ。そして、マーケティング部には、“皆が見たいのはこれだ”と分かる、鋭いヤツがいた」

デロリアン
 タイムマシンとして登場したスポーツカー『デロリアン』。ボツネタ集で書いた通り冷蔵庫がボツになり、困ったゼメキスとゲイルは、デロリアンのガルウイングを見た時、これならいけると直感し、スポーツカーのタイムマシンというアイディアが生まれた。これ以降のタイムマシン・デロリアン誕生についてはデロリアンを参照。
 ゼメキス、ゲイル、プロデューサーのカントンは、「原子力デロリアン」の構想を有能なイラストレーターやコンセプチュアル・アーティストにすべて任せた。3人が彼らに与えた指示は、「車を手作りに見せること」、「原子炉を搭載すること」の2点だけだった。
 映画のために購入された3台のデロリアンを部分修正し、タイムスリップする直前の炎を出すために火炎放射器を取り付けた。
 これによって、今までのタイムマシンの中でも、もっとも奇抜で、もっともかっこいいタイムマシンができあがったのだ。

ジャケットデザイン
 1のジャケットデザインは2タイプある。ひとつはパンフや小説などで見る一般的なもの。もうひとつがビデオにあるデロリアンの前の部分がかかれたデザイン。気づいた人も多いと思います。 →参考画像

総評
 管理人は「1番好きなシリーズは?」と聞かれた間違いなくPART1と答えます。やはり1作目だけあって脚本の完成度が1番高いですし、他の2作に比べて矛盾点も少ないですしね。PART1はアカデミーの音響効果編集賞を受賞していますが、脚本賞なども十分値する作品だと個人的には思っています。
 まず、この作品で驚かせるがタイムトラベルです。普通は難しい話なのですが、とてもわかりやすい。しかも、物語の世界が主人公のごく近い部分で展開されている。さらに、この作品は細かいところが非常に良く出来ています。
 ちなみに、ずっと心にあった「PART1とPART2・3は何かちがうな」という疑問。最近やっと疑問が解けました。それは"マーティとドクが中心か"でした。PART2・3はどうみてもマーティとドクが中心過ぎます。PART1はマーティの家族の事が中心でした。PART2は元の世界に戻すためにマーティとドクが頑張るし、PART3の西部劇ももちろんマーティとドクが中心でした。これもジョージ役の人が出なかったのが原因だったんでしょうか?

下のは管理人の感想を中心にしたストーリー紹介です。
感想が中心なので、一部のカットされている部分もあります。

10年以上前の学生の自分が書いたので、とても拙い文章となっています。今の自分が読み返すと恥ずかしくてしょうがない。。。

1985年10月25日

 最初に見た自動朝食調理器とかはすごいと思いましたよ。1週間もつけてたからパンとか焦げてたけど。マーティがアンプのカチカチって音好きだし、ふっ飛ばされるマーティは面白いですね。それにサングラスでかすぎだよ。マーティがドクからの電話を取る所は、どうしてもベルが鳴っている方に注目して、下にあるから「そっちかい」って突っ込みたくなります。意味のないドクの実験で、遅刻しそうなマーティですけどドクの家から出るとこはかっこいいですよね。

 学校に着いてストリグランドに怒られた時のマーティの返事"Oh,yes,sir."好きなセリフですね。あと、ストリグランドがいった「ドクといるといつかとんでもないことに遭うぞ!」あの予想当たりました。オーディションに落ちて時計台に行く時にマーティの前に女が通りますが、あれ見るとマーティって女好きですよね。息子に遺伝してるし。歴史保存協会のおばさんの早口にはいつも驚きます。マーティは家に帰るときにパトカーにつかまるけど勇気あるよな。

 マーティが家に帰ってきて車がぶっ壊れたのにショックを受けてる時の夕食でロレインが「車の中で二人っきりなるなんて」と怒ってたけどマーティといましたよね。「あたしたちが結婚しなきゃあなたたちは生まれてこなかったのよ」とロレインが言うけど今回の事件の重要なところ言ってますよね。ロレインの話も聞かずにテレビを見て、ジョージが笑ってるの時の家族しらけ方が面白いです。ロレインはほんとに結婚してよかったかな?と思ったかもしれないですね。

1985年10月26日

 ドクの約束あるのに寝たマーティですが寝相が悪いですよね。体が痛くならないのかな?寝ていたマーティですが、ドクの電話で起きてアーケードに向かいます。そこで愛犬アインシュタインを乗せたデロリアンの実験が始まります。どうでもいいことですけどリモコンでデロリアンを空回り(?)させ、スピードを上げましたが、走り始めさせたのが65マイルあたりです。デロリアンを走らせそうとする時、マーティとドクが向き合うけどドクはなぜかマーティの足を見るんです。これは、マーティは生きてるよ、または逃げるなよって意味にも考えられます。デロリアンがタイムスリップするとこかっこいいですよね。タイムスリップしたあとの二人の驚いた顔も好きです。1分後の未来に帰ったときのデロリアンに近づくときのドクの動きかなり笑えます。右、左、左って動き。ドクが旅立つ為にプルトニウムの入れ替えしますが、その時のマーティの驚き方は好きです。アインシュタインも防護服着てたみたいだけどあれって意味あるのかな?テロリストから逃げてる時に140キロに行きそうで「いけいけ」と思ってたら、行けない所は好きなシーンですね。

1955年11月5日

 1955年にタイムスリップしてヒーボディの牧場から逃げてリヨン団地で止まり、老夫婦に話し掛けると逃げますが宇宙人騒ぎがあったから?ちなみに、字幕だとマーティが「乗せてくれ」と言うんです。そんななこと言うわけないだろ・・・。その後、マーティはデロリアンを隠し時計台に向かいます。そこで公衆電話がある喫茶店を見つけドクに電話をかけようとします。ドクを電話帳で探して見つけたときに「ちゃんと生きてる」とか言うけど、当たり前です。ドクがいないことがわかり、店で座っていると、ビフの若い頃が現れジョージをいじめます。その後、ジョージがマーティに「なんだい?」と聞く所は今までの人生の中で一番勇気を出したんじゃないこと思う。マーティのノリつっこみ、「さて、コーヒーでも飲むかパパ?・・・っていないじゃん」ここかなり好きですね。

 ジョージがのぞきをしてる時に誤って下に落ちてしまい車に轢かれそうになる所を、マーティは助けて自分が轢かれて、ロレインの家に連れてかれます。おきた所にはママのロレインが!!マーティがママはもてなかったとか言ってたけどあれは高校のアイドル的存在だったと思います。普通、男のズボンを脱ぐか?ロレイン?これはあくまでも予想ですがマーティとロレインの部屋の中の会話などはジョージもあんな感じだったんじゃないかなって思います。マーティはロレイン家と食事をしながら、ドクの家が大体わかり、ロレインの誘いから逃げるように家を出ます。その後、ロレインのパパが「将来あんな子供生んだら勘当だぞ」言うけど生んじゃんですよね。

 55年のドクの家に到着したマーティは家に入れられ透視実験の手伝いをやらせます。ドクがマーティに透視で沿岸警備隊だっていうけど見た目を言ってるだけじゃん。読心機調べてる時にドクが持ったピンセットみたいなやつはなんでしょうね?耳につけたりしてるし。最初は相手にされなかったマーティだが次元転移装置の話を聞いてようやく信じてもらう。

1955年11月6日

 デロリアンを運び入れた翌日、マーティはドクにタイムトラベル実験映像を撮ったビデオカメラを見せます。どうでいいことですけど、55年のドクは未来で原爆戦争が起こると素直に思ったでしょうね。ドクが1.21ジゴワット必要と知って言う「メチャクチャだ!」三ツ矢さんバージョンのやつはかなりお気に入りです。兄弟の写真をきっかけに自分の存在が消えかかっていることがわかり、さらに時計台のチラシのおかげ雷の力で1985年にタイムスリップすることが決定しました。

1955年11月7日

 まずは、ジョージとロレインを結ぶため、学校へ向かいます。しかし、ロレインは見向きもせずマーティに惚れている。マーティとドクのヘビーのことでの会話はかなり好きですね。食堂でジョージにやる気を出させる為に話し掛けたマーティ。ジョージはロレインと行く人がなんでビフだと思ったんでしょう?そんなわけないのに。

1955年11月8日

 マーティは変装してダース・ベイダーになりジョージにロレインを誘わないと脳を溶かすと脅す。寝過ごしたジョージの髪型はすごく変ですよね。でも、場面が切り替わるたびに治っていきます。そして、いざ、ロレインをダンスパーティーに誘うジョージ。ロレインがジョージ誘われてるときにとなりにいるロレインの友達の顔。嫉妬してるのか、軽蔑の目で見てるのかどっちなんでしょう?しかし、誘っている途中にビフが現れ、邪魔をする。マーティはそこでビフに喧嘩を売り、逃げ出す。外に飛び出し、子供から即席スケボーを作り出し、にげる。ビフに追いかけられてるときにやった、トラックに捕まる時のクイックターンはかなりかっこいいですよね。肥料トラックに突っ込んでビフがやられて、みんなが喫茶店に出てるときのロレインの左にいる友達はあれで高校生か?
 ドクの家に戻ると、ドクに稲妻作戦の実験をやると言われた。模型で実験したときの事故、あの燃え広がり方、ドクのリアクション全部面白いです。その実験の最中、何とロレインがドクの家に押しかけてマーティにダンスパーティーに誘って欲しいとけしかけてくるまさかの事態に。

1955年11月9日

 マーティは何とかするためジョージの家でダンスパーティーの打ち合わせを行います。この打ち合わせの最中のジョージの手の動き見てみてください。かなりうけます。

1955年11月12日

 ついに運命に日が来ました。マーティはドクが未来で死ぬことを伝えようとしますがドクが拒む為、手紙をドクのポケットに入れマーティはパーティー会場に向かいます。ダンスパーティーで時間を待ってるときのジョージの口が金魚みたいにパクパクしてますよ。ロレインがタバコを吸ったときのマーティのリアクションは最高です。パーティで演奏してるバンドのボーカルの人がマーティが使うギターを持ってるんですよね。あれを見るとなんか変な感じがします。ジョージを待つマーティだが、先にビフに捕まってしまう。そこに、やっとジョージが現れる。車が揺れているのをみてジョージは「マーティの奴、意外とやる気満々じゃん」とおもったはず。ロレインを助けようとしますが、逆にビフに腕を捕まえられます。このピンチにロレインが助けますがビフは押し倒します。それを見たジョージはビフに左フックをかまします。ビフをノックアウトするまでジョージは全部かっこいいです。それを目撃するマーティ。マーティの後ろにいたカップルの女の方はあれで高校生か?しかし、ジョージとロレインがキスをしてないのでマーティには消える可能性がある。そこで自らギターをやり演奏するが、ジョージはロレインが男に取られ逃げ出します。しかし・・・。ジョージがやる「どいてくれるか?」あそこのジョージはかなりかっこいいです。

 無事に任務を終わらせ、後は自分が帰るだけ。しかし、帰ろうとしたときにドクに手紙がばれてしまう。ドクが手紙を見つけるところ「あぁ・・・」と思ってしまいますけど、あれがなかったら、ケーブルが繋げられなくてマーティが未来に帰れなくなちゃいます。さらに、ケーブルが外れ、ドクは繋げに行き、マーティはデロリアンに乗り込む。そして、出発を知らせるアラーム時計が鳴り出すがデロリアンは動かない。エンストもなかったら雷と次元転移装置がつながらなくなって未来に帰れなくっちゃいます。なんとかデロリアンが動き、急いで向かう。ドクの方は下にあるケーブルも外れてしまうが、もう時間もない。ケーブルに捕まって地上に降り立つ。急いでケーブルを繋げなければ。そして、落雷。なんとか接続できてマーティは未来に帰れた。

1985年10月26日

 帰ってきたマーティは手紙が破られた為、急いであの現場に向かうマーティ。考えてみると戻ってきたマーティってドクが死ぬとこを2回見ちゃったんですよね。かわいそうです。悲しむマーティだが、ドクは生きていた。手紙をテープでつなげて読んでいたのだ。ドクが生きててマーティのうちへ送るところ感動しますよね。そして、ドクは未来へと旅立った。ドクが未来に行く時はアインシュタインもちゃんといます。朝起きてみると家は別世界。どうやらジョージがビフを殴ったことで、未来が変わってしまったようだ。ビフは最初召使いか?と思いましたけど、ただ車を整備しにきただけんですね。

 ついに、憧れの車を手に入れてジェニファーとドライブしに行こうとした時に、デロリアンと共にドクが現れ「未来の息子が危ないから、一緒に来てくれ」と言われ、無理矢理デロリアンに押し込まれ、マーティは未来へと旅だった。

PART2に続く・・・。


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